ドラマ
パーティーで総裁と呼ばれ、乾杯の音頭をとる特命係の亀山薫。一方、いつものように紅茶を飲んでいた杉下右京のところに伊丹がかけこみ、亀山薫が死んだとつげる。しかし川で発見された死体の亀山薫は、貿易会社の営業マンだった…… 川崎龍太脚本らしく、シチ…
雨の日、美術館で赤い傘の女性を待ちつづけている青年がいた。それを見かけた杉下は、直後にスナックのママが殺された事件の血痕に、青年のもっていた傘のチャームが刻印されていたことに気づく。 青年は傘職人の家に育ち、雨の美術館で出会った若い女性に赤…
出産をひかえている恋人のためプロポーズのための指輪選びをする陣川につきあう杉下。かつての同期の女性がTVプロデューサーと結婚したと聞いて家にまねかれた亀山、伊丹、益子。反社集団の銃器売買の現場をおさえようと芹沢たちとともに喫茶店にはりこんで…
視覚障碍者のランニングを助けるため伴走をおこなうクラブに入った亀山が、伴走途中に何者かに刺される。伴走していた女性は視覚のかわりに嗅覚がすぐれており、犯人からマニキュアの除光液の臭いを感じたという。 その臭いはペンキによるものと杉下は考えた…
刺殺された男は、目撃者の証言によると通報をこばんだという。男の正体は29年前に元交際相手を殺し、行方をくらませた人物だった。 容疑者は元交際相手の女性の父や、当時の交際者。事件を捜査した三浦は、時効後に出会った交際者の笑顔を良かれと思って指摘…
NPOを利用してマネーロンダリングをおこなっていたコンサルタントが殺されていた。利用されたNPO関係者として文句をつけにいったヒロコママはそのまま行方不明になっていた。 苦学生としてNPOの世話になっていた高校教師の遺留品が現場に残されており、ヒロ…
Eテレの障碍者バリアフリーバラエティ番組の特別ドラマ。自動車で道に迷った母娘がにぎやかなカフェにたどりついて小さな変化をする物語を、通常の30分枠で描く。 ドラマ カフェであえたら - バリバラ - NHK 2016年に初放送されて先週に再放送もされたドラマ…
静かに読書をしようと杉下が滞在していた山奥のホテルで殺人事件が発生する。被害者のホテル従業員は珍しいチョウをにぎりしめていた。そのチョウがホタルの遺伝子を組みこんで光り、他の客に人魂に見えたのだと気づいた杉下は、ホテルで療養しているチョウ…
薄暗がりでふたりの男が争い、格闘していた。そしてとりこわし予定のビルで死体がふたつ発見される。死体の一方は管理者で、心臓に持病をかかえたところに階段でのぼって死体を見つけたため心筋梗塞で亡くなったと判断された。 もう一方の死体はさまざまな小…
妻と休暇旅行中の亀山に、ふしぎな情報が入る。転落死の映像に杉下が映っているという。亀山は連絡をとろうとするがうまくいかない。 一方、杉下はインターネットやスマートフォンのつかえない地域のペンションに滞在していた。そこには怪しげな客が多く泊ま…
総理をねらった爆弾のパーツがどうあつめられたかをさぐって、杉下たちはヤクザを破門された男にたどりつく。一方、元国家公安委員長が何度も刺されて殺されていたことから、犯人が返り血をあびている可能性に亀山は気づいた。ともに行動していた高田から近…
明治時代にはじまる警視庁の歴史を杉下がまとめていたところ、甲斐から連絡がくる。国家公安委員会をつとめたこともある衆院議員の芦屋が殺されたという。現場に落ちていた貧困層らしきゴミに興味をもち、葉を閉じたオジギ草から誰かが移動したと考え、足跡…
今から十年前、公園から追い出されて神社の境内でスケートボードをやろうとした男子3人と、その境内に戦後から住み込みで管理人をしている老人の奇妙な出会いと、戦争の歴史の継承を描く。 www.nhk.jp 終戦記念日放映のTVドラマらしく、戦争によりよるべを失…
入管問題をテーマにしたNHKドラマ『やさしい猫』に対して、政治家が圧力をかけようとしていた問題をふりかえっておく - 法華狼の日記 吉川英治文学賞を受けた同名の小説を原作とする『やさしい猫』は2023年6月から放映され、9月25日に再放送された。 www.nhk…
公共放送たるNHKが6月4日の「虎と翼」の冒頭ナレーションで、日本国の婚姻を規定する憲法24条1項の「両性の合意」を「双方の合意」と読み替えて放映したことは不正確であり視聴者に誤解を植え付ける恐れがありますよってNHKに対して速やかな訂正と視聴者への…
番組改編期に恒例の、フジテレビ発オムニバスドラマ。梅雨前から暑くなった現代だからか、全エピソードのホラー調が強め。 www.fujitv.co.jp ストーリーテラーのタモリはいつもどおり。サングラスとメイクごしにも老いていることが隠せなくなっているが、今…
アワビの密漁をおこなおうとしていた男ふたりが、夜の海岸で恐怖におそわれる。漫画家の岸辺露伴は担当編集の泉京香につれられて、隠れ家のようなイタリアレストランにたどりついた。イタリアから来た料理人トニオ・トラサルディひとりがきりもりするレスト…
漫画家の岸辺露伴が骨董屋にたちより、模造品を売買していることを喝破する。そして超常の力で黒い絵の情報を知った露伴は、オークションに参加する。それは最も黒い色を探求するためだったが、特に価値が高いわけでもない絵をめぐって争いが始まり…… 漫画を…
吉川英治文学賞を受けた同名の小説を原作とする『やさしい猫』は2023年6月から放映され、9月25日に再放送された。 www.nhk.jp これに対して、元経産相で元自民党の菅原一秀氏がツイッターで問題視していた。 NHKの土曜ドラマ「やさしい猫」は不法滞在を認める…
拡散された杉下右京の配信映像はAIをつかったフェイクだったが、警視庁は本物あつかいして杉下と甲斐を謹慎させる。しかし自由になった杉下は独自に行動をはじめ、ひとつの真相に気づいて武智淑郎官房長官へ接触。しかし秘密裏に招かれた邸宅で武智は殺害さ…
下川法務大臣の指揮権発動により、与党幹事長の収賄捜査は停止され、特捜部長の尾上も屈した。そのなかで政治学者の乙部はTV番組で政権批判をくりひろげ、尾上に期待する発言をする。 乙部はひとりの若者に襲撃され、反日学者として強要された謝罪を撮影され…
名字しかわからない謎の天才チェス少年は、尋問する杉下に対して煙にまくような態度をとりながら誘導していく。一方、第二の事件で被害者となった男が元警官で目下にパワハラをおこなっていたことや、それが原因と思われる自殺者が発生していることが判明す…
革新系の都知事候補の自宅にふたつの荷物がとどいた。差出人の名前は「杉下右京」と「インビジブル」。そしてその荷物が爆弾とつげる電話があり、住人が逃げたところで実際に爆発した。 事件の関係者とされた杉下は捜査から外されたが、いつものように独自行…
刑期をつとめて出所した落語家、橘亭青楽が落語会に特命係をまねいた。寄席らしくない雰囲気の場所にとまどいつつ楽しみにしていた特命係だが、体調不良で落語会が中止になったと聞かされ驚く。しかも実際の橘亭青楽は行方不明になっていた。 そして殺人事件…
特命係のところへ、インターネットで流れている謎の配信動画がもちこまれた。視聴してみると、マッターホルン登頂を目指している男がテント内で自撮りしており、そこに何者かがおとずれて、いったん外に出た男が頭から血を流してテント内で倒れるまでが映っ…
杉下右京とチェス勝負を楽しんだ男は、さまざまな若いクリエイターのパトロンとして活躍する美術収集家だった。しかし杉下と勝負している最中に邸宅で若者の死体が発見され、ほぼすべての美術品が消えていたことがわかった。 一課は最近に連続している美術品…
亀山美和子に5通のラブレターが匿名で郵送される。歓喜する妻に微妙な雰囲気になる亀山薫だが、刺殺された若い男が美和子宛ての手紙の封筒をにぎっていたことで予想外な方向へ動いていく。刺殺された若い男は、絵描きの行方不明になった妻をさがすことに協力…
フランチャイズ弁当店の店長が階段から地下道へ転落死した。その店長は本店のパワハラを受けながら、町内会の清掃も熱心で、間違った若者に説教するような人物として次期会長にと考えられていた。 しかし杉下右京はホームレス殺害事件の現場に落ちていた硬貨…
猛毒のTXガスを個人的に製造していた化学メーカーの社員が、そのTXガスで殺された。一方、シングルマザーのデザイナーの息子が何者かに誘拐された。現場に残された人気マスコットキャラクターを特命係が発見する。誘拐被害者のデザイナーがそのマスコットキ…
甲斐享と笛吹悦子の息子が出る学芸会に、祖父にあたる甲斐峯秋や特命係の杉下右京たちも観覧に来ていた。しかし衆人環視の舞台で、劇を指導していた教師が刺殺される。 消えた犯人の行方を杉下は見事に推理して、あっさり被疑者はつかまった。しかし被疑者は…