法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

映画

「従軍慰安婦論争」をあつかったドキュメンタリ映画『主戦場』が高裁でも勝訴し、映像配信も開始される予定とのこと

日本軍慰安所制度をめぐる裁判では珍しく、ひとまず良かったと思える判決が出された。 www.asahi.com 公式ツイッターでも勝訴とあわせて配信が告知されていた。 映画『#主戦場』ご報告今年1月の一審につづき、控訴審でも原告らの訴えをすベて棄却する判決が…

ディズニーの映画『リトル・マーメイド』については、内容を大きく改変するなら原作とは題名を変えても良かった、とは思わなくもないよ

ディズニー自身による実写リメイク版の最新予告が公開され、1989年のアニメ映画『リトル・マーメイド』が再び注目を集めている。 リトル・マーメイド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]ディズニーAmazon 2017年のブロー…

クソザコなサメ映画をサカナに楽しむことにかまけて、そうではないサメ映画が無視されるのはもったいない

漫画家の洋介犬のツイートを発端にしたサメ映画大喜利がTogetterにまとめられていた。 映画監督「普通のサメ映画を撮りたいんですけど」普通のサメ映画とは?調教されきった皆さんの戸惑いの声 - Togetter 映画監督「サメ映画を撮りたいんですけど」映画P「…

WEBドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』の黒人俳優エルフを、原作側の意向を根拠に拒絶するのは愚行

Amazon独占の大作WEBドラマ『ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪』が、配信直後から多くの視聴者を集めつつ、一部エルフの黒人俳優起用が批判的な話題になっているらしい。 ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪Amazon 『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪…

第二次世界大戦後のシベリア抑留を描いた実写映画『ラーゲリより愛を込めて』が12月9日に公開予定とのこと

原作は角川春樹の姉でもある作家の辺見じゅんのノンフィクションで、主演は二宮和也とか。監督の瀬々敬久は『菊とギロチン』は印象に残っている。 lageri-movie.jp 予告映像を見るかぎりは、爆撃シーンの描写などはそつがないし、収容所もおそらくVFXとセッ…

アカデミー賞作品賞のマイノリティ起用基準への反発で、史実に即せばマイノリティを出せない例として『硫黄島からの手紙』があげられていて笑った

まさかクリント・イーストウッド監督の二部作とは異なる、『硫黄島の手紙』なる映画が存在するのだろうか、と悩んだりもした。 「プライベート・ライアンや硫黄島の手紙には黒人兵が出てこない!」とかクレームつけられても困るんだよみたいなお話で、いや当…

『ハイジ アルプスの物語』

アルプスの山並みに住むアルムという老人のところに、ハイジという少女がやっかいばらいされる。しかしハイジは自然いっぱいの場所で元気いっぱいに同居生活をはじめた。ところがアルムとの生活にあたりまえになったころ、ハイジは急に都会へ住むことになり…

『ライオン・キング』

サバンナをすべるライオン、ムファサにあとつぎが誕生した。その名はシンバ。しかし幼いシンバは王の息子として増長するように育ち、叔父のスカーにそそのかされ、危険な地へ向かってしまう…… 2019年の米国映画。1994年に公開されたディズニーの手描き主体ア…

『フラグタイム』

なぜか3分間だけ時間を止められる少女、森谷美鈴。彼女はちょっとした学校生活のわずらわしさから逃げるように時間を止めていた。そして見かけた優等生、村上遥のスカートを興味本位でめくったところ、静止しているはずの相手はそれを認識していた。そして森…

『どうにかなる日々』

元カノから結婚式への招待状がとどいた女性が、元カノの次の彼女に出会う。卒業する男子生徒から告白された男性教師が内心で喜ぶ。小学生の少年の家にAV女優の親戚がころがりこんでくる…… 2020年公開の、1時間に満たないオムニバスアニメ映画。同名の志村貴…

『ジョゼと虎と魚たち』

メキシコへの留学資金をためるため、ダイビングショップでアルバイトをつづける優秀な青年、恒夫。ある日の帰宅途中、坂道で車椅子が止められなくなっている車椅子の女性を救う。 ジョゼと自称する女性は両親を事故で失い、古い家で祖母とふたりぐらしをして…

『シェラ・デ・コブレの幽霊』

若い夫婦の住む屋敷にて、母親の死体が安置された地下から、電話がかかってくるという。その地下で妻は謎の女性の幻も見る。心霊調査をおこなう建築士が謎解きに乗りこむが…… 1964年に米国でつくられた、1時間半にも満たないモノクロのTVムービー。一時期は…

『アルキメデスの大戦』

大日本帝国の誇る巨大戦艦が、米軍の航空機攻撃になすすべもなく撃沈する。その数年前、日本海軍では軍艦の更新で空母派と巨大戦艦派が争っていた。戦艦は航空機に勝てないと考えて空母派となった山本五十六は、巨大戦艦派が出した建造費の見積もりが不自然…

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』

悪徳の街ゴッサムで、ジョーカーの女として自由気ままにふるまっていたハーレイだが、破局して庇護下をはなれたことで少しずつ周囲の反感をあびていく。そして街を新たに牛耳ろうとするマフィアの抗争に飛びこみ、さまざまな階層の女性を巻きこんでいくが…… …

『スーサイド・スクワッド』

刑務所にとらわれている怪人達。スーパーマンのような超人が敵になることを恐れた米国政府は、怪人達にタスク・フォースXというチームをつくらせて対抗させようとする。そのタスク・フォースXこそが決死部隊、スーサイド・スクワッドとなる計画だった。しか…

『GANTZ:O』

駅で通り魔にたちむかった青年が、刺された後に見知らぬアパートの一室で覚醒する。そこには謎の黒い球体があり、ガンツと呼ばれていた。青年は生き返ってたったひとりの家族に再会するため、ガンツの指示するサバイバルゲームを仲間とともに始めるが…… 2016…

映画監督として協会にいた吉村元希氏を、大島渚と深作欣二が映画監督として当たり前に遇したという逸話

半月ほど前、吉村氏が両監督の記憶を語っていた。アフガニスタンの女性研究などでTVに出ることの多かった清末愛砂氏とタクシー運転手の逸話を受けてのものだ。 昔所属してた映画監督協会で年配男性監督たちから「美人監督美人監督」とはやし立てられて所在な…

「つまんない映画を観たくない」という気持ちは強くないが、「つまんなくない映画を観るには準備がいる」という気持ちはよくわかる

『1984』のコミカライズなどをしている漫画家の森泉岳土氏が、つまらない作品に手を出すことへの恐れが、ここ数年に強迫的になっているとツイートしていた。 togetter.com その本題については、サブスクリプションなどで選択できる作品数が増えただけ、視聴…

そろそろ韓国の映画やドラマの躍進も頭打ちかな、と感じてしまった世論調査

日韓両国で世界的に人気なのはどちらか、日韓の各世代に質問した世論調査を読売新聞が報じていた。 www.yomiuri.co.jp 保守派でも韓国の映像作品には好意的に言及することが以前からあるので、調査内容もそれを報じる筆致も意外性はない。 hokke-ookami.hate…

『海猿』

海上保安庁で新たに潜水士となるべく集まった十数人の若者たち。人命救助という目標は建前で、実際は異性にもてたかったり、安楽な仕事を求めてだったり。しかしすべてが嘘というわけでもない。そしてはじまる過酷な訓練のなかで若者たちは心身ともに成長し…

ハラスメントが演劇や映画界で告発されつづけていることに対して、「特撮とかアニメ」を切断処理する意見が賛同されていて驚く

RT)これな。けっこうな数の映画監督や演劇演出家が特撮とかアニメを毛嫌いする理由っというのは製作者側が演技と実物の区別がつかない自他境界線の怪しく明確な嘘で人が感動する理由が判らない、だからそういう作品が許せない人たちが多いんじゃないかとい…

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

悪夢のゲームクリアから2年たち、それぞれの生活がある若者4人。しかし1人が姿を消したため、調べてみると捨てたはずのゲームが修理されていた。その1人を救出しようとゲームを起動したところ、家にいた老人2人も巻きこんでしまい…… 2017年の『ジュマンジ/…

『名探偵コナン 緋色の弾丸』

国際的なスポーツ大会のスポンサーとなった大富豪が連続誘拐される事件があった。十数年後、今度は日本での開催を受けて、やはり誘拐と思われる事件が発生するが…… FBI捜査官の赤井秀一と、その家族をフィーチャーした2021年公開の劇場版*1。金曜ロードショ…

『世界まる見え!テレビ特捜部』祝!まる見え32周年  春のお笑い怪獣祭り! ミステリークイズ3時間SP

明石家さんまをゲストにむかえた、恒例の3時間SP。本編はSPでよくあるクイズ形式の拡大版。 しかし番組終盤にビートたけしの似顔絵を紹介するパートが長すぎる。あくまで芸能人の手すさびに見えたし、賞賛する所ジョージや明石家さんまもお追従にしか見えな…

日本テレビ系地方局の代表取締役社長が新興宗教で講演していた件などについて

日露戦争でロシア軍捕虜を人道的に収容した歴史にもとづく映画を先日に視聴した。 『ソローキンの見た桜』 - 法華狼の日記 公開直後にミニシアター系で観客動員1位を記録したという。地域賞揚映画として現地の観客を動員できたためだろうか。それ以外に動員…

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』を観て、藤子・F・不二雄は予言者ではなく神さまだと思った

新型コロナが蔓延するなかの平日の小さな映画館とはいえ、子供や家族はおらず、自分以外の観客は大人ふたりぐみがいただけ。受け手の立場でも一年延期しながら期待外れだろう興行収入を気にしないではいられなかった。 物語については、鑑賞前のエントリのコ…

『ジェイソン・ボーン』

かつてジェイソン・ボーンをめぐる騒動でCIAを去った女性ニッキーが、目的をもって接触してくる。CIAによる世界的な陰謀を阻止するため、ジェイソン・ボーンの協力をもとめているらしいが…… 2016年の米国映画。原作小説シリーズからはなれた映画オリジナルス…

『ボーン・アルティメイタム』

人間兵器ジェイソン・ボーンを生みだした、CIAによるトレッド・ストーン作戦。その謎をひとりの記者が追うなかで、現在はCIAと対立しているジェイソン・ボーンと接触することになった。またCIA内部でもパメラ・ランディという女性が事態の収束をはかって奮闘…

『ボーン・スプレマシー』

記憶とともに過去を封印して、遠い国で恋人とともにおだやかな生活をおくっていたジェイソン・ボーン。しかし突然の襲撃に恋人を失ってしまう。一方、CIAが謎の敵に襲撃を受け、残された指紋から実行犯はジェイソン・ボーンと思われたが…… シリーズ2作目とし…

タイトルに違和感が出るほど上映がのびた結果、民主化闘争を描いた『のび太の宇宙小戦争 2021』が重みを増して悩む

今年も余裕がなくて公開日での鑑賞はできていないが、新型コロナ過を考慮してもなお、可能なかぎり早めに観にいきたい。 doraeiga.com 最終的に3月4日公開と決定告知された時点で三一独立運動の三日後かと思っていたが、いまもつづくロシアのウクライナ侵攻…