法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『STAR DRIVER 輝きのタクト』第十二話 ガラス越しのキス

ロボバトル単体で抜き出せば素晴らしい作画演出だったのに、主人公が勝利する展開にドラマ的な必然性しかなくて*1……もう少し様式美的な世界観だったらそれでも良かったのだが、たとえば森で人妻がタクトと邂逅した場面で前振りを入れるか、せめて腰アーマーの伏線くらいはほしかったところ。
あ、前回の感想で書いたようにメイド少女は主人の人妻が大好きと作中で明示されたところは良かった。その自覚していない内心を当てられて、メイド少女がタクトに好感を持つところも。やっぱり、この作品の面白さは学園物のそれだなあ。

*1:しかも人妻が負ける必然性であって、今回のタクトに勝利しなければならない内的必然性は他の回と比べて少ない。