清水東脚本、松本理恵演出、奥山美佳作画監督。
原画はTAPスタッフがクレジットされず。比較的に整った絵、わかりやすいデフォルメでよく動く。
前後編だからシリアスかと思えば、予想外にスラップスティックなコメディ回。
止め絵を多用してリソースを節約し、落ち着いたキャラクターのやりとりで楽しませる、落ち着いたAパート。一転して作画枚数やCGをふんだんに使い、豪華な画面をキャラクターが七転八倒するBパート。
キャラクターの性格に合わせたチャレンジ内容から、敵の卑怯さに憤る仲間達まで、キャラクターアニメとして全く文句無し。
ただ一つ不満だったのは、まだアナログ地上波で受信しているので、引いた絵でキャラクターが何人か見られなかったこと。
劇場作品を思わせるような空間全体を使った画面のため、逆に大切な描写がサイドカットされてしまっていて、つらかった。