法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『電脳コイル』第20話 カンナとヤサコ

〜ヤサコが代弁すると腹黒く嘘をついてそうな気がするのは気がするだけ〜
いつかは来るだろうと思っていた、サッチーが主人公ヤサコを助ける展開。しかしイリーガル「ヌル」をけちらすまではともかく、立方体オートマトンと対立して空中戦まで行うのは予想外だった。家屋に侵入、改造変型、頭を押さえるための空中戦、地上の削りあい、そこに援護と、あくまで日常の場所でありながら舞台が多彩で立体的な戦闘。目的や目標も、ハラケンを連れ帰るまでの時間稼ぎと、明確なので感情移入もしやすい。アクションアニメとして非常によくできていた。
4年前の出来事も明言され、同時に玉子の行動目的もはっきりした。カンナとの別れも、こうするしかないだろうと思う落とし所*1。ストーリー展開が素早く、ストレスがたまらない。


前々回の第二原画だけでなく、前回と今回の原画に加来哲郎。Aプロ系でばかり見かける名前だったので、ローテに入っているとは思わなかった。

*1:まさか告白まで行うとは思わなかったが。