〜プール場面いらなくね?〜
あくまで前哨戦にすぎないが*1、各勢力の思惑が入り乱れた戦いは手馴れたもの。道路一面に描かれた暗号式の図柄*2、5体のサッチーが集結する映像のハッタリも充分。
ヤサコとハラケンの幼い結びつき*3が成立するかに見えた前半から、精神的に別離してしまう後半への流れも王道でいい。構成的に第8話から第9話に似ているが、主人公ヤサコが確実に物語の中心に近づいているので、話が進展しないストレスはない。……いいかげん話が重くなってきたため、ダイチどころかフミエまで仲良く舞台中央から退場しつつあるのは哀しいが。
今回は磯光雄監督が連名でコンテを担当。もう1人のコンテ担当は無数のアニメを渡り歩いて職人的にコンテを切っている福田道生。
作画監督は井上俊之で、原画には石浜真史や久保田誓ら。なぜか第二原画に加来哲郎*4の名前が。