今回も相田マナ一人に負担が集中していたため、倒れた時にかわりがいなくなる。
いつ来るかなと思っていたエピソードだが、敵幹部の返り咲きに合わせて、ついに文化祭で描かれることに。ちゃんと問題点として描いておくのはいいことだし、それを円亜久里が明言するのもキャラクターにあっている。一方で相田個人が奮闘していた動機は、相田視点としては筋が通っていた。
しかし、文化祭で発生したトラブルが、全体的に予想できそうなものか組織で対応するべきものばかり。リーダーへおんぶにだっこだった周囲のみならず、リーダー自身の不手際だったようにも見えた。意識せずそうなったのなら残念だし、意図的ならば相田の反省も描いてほしかったところ。
稲上晃作画監督で、全体的にキャラクターがかわいらしい。絵コンテは初参加の牧野次郎。検索して『西武警察』の登場人物とわかったが、誰かの変名だろうか。
アクションも良好。特に必殺技バンクの前にキュアエースのアクションをはさんだことで、バンクの連続で印象が悪かった前回よりぐっと見やすかった。