たむけんは、『探偵ナイトスクープ』等を見ているので、こちらの姿がなじんでいるな。もっとも、タイトルでも明かしているように、偽ウルトラマンと同じく子供の視聴者も分かって楽しんでいるのだろう。
大塚健コンテで、作画も良好。ゲストキャラがちゃんとアニメキャラとして咀嚼され、それらしいデザインや描写がされていた。本人による声の演技も、ぎりぎり及第点。
物語は、かなり真面目にまとめていたのが意外。作品のテーマとしてきた「夢」について、味方側で大人の視点を初めて導入し、爽快感のある作りになっていた。
ただ、うららが芸能人であることが話にからんでくるかと思えば、それはなし。笑いのテンポも悪かった。こういう回こそ清水東*1が脚本を担当してほしかったな。
*1:http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20080403/1207233443等で脚本を担当。ドリフの放送作家もしていたという。