タイトルは『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』で、ネットフリックスが独占配信するが、前回の劇場CGアニメ三部作とはスタッフも制作会社も全く異なる。
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このところ監督作品は劇場アニメがつづいていた高橋敦史だが、TVアニメの監督は十年以上前の『ライドバック』以来2回目のはず。
そして芥川賞もとったSF作家の円城塔がシリーズ構成だけでなく、全話脚本を目指すという。代表作は難解かつ文字でしか成立しない表現という印象はあるが*1、伊藤計劃作品をひきついで完成させた小説のアニメ映画版は娯楽にふりきっていた*2。不安感はあまりない。
しかし加藤和恵キャラクターデザインは高橋監督が『劇場版 青の祓魔師』*3を監督したつながりがあるとして、全体として不思議なスタッフワークだと思ったが、よく考えると『スペース☆ダンディ』のくみあわせだ。
高橋敦史は最終回1話前のコンテ演出などを担当し、円城塔は高山文彦コンテ回と中盤の高橋敦史コンテ回で脚本を担当。
プレスリリースを見かけた段階では『ゴジラ対ヘドラ』よりも難解な作品を想像したが、続報をよく読むと『ゴジラ FINAL WARS』*4のようなバカアニメになりそうな予感しかできなくなったじゃんよ……