2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
大手サイトで、従軍慰安婦制度をめぐるWEB拍手のやりとりがあった。 放蕩オペラハウス*1 9. 46> 従軍慰安婦を用意した軍隊が「紳士的」ってのは、やはり空しいですね。所詮は戦争なんですね。 まずは「娼婦が卑しい職業と看做すかどうか」というところから話…
晋遊舎ムック『反日マンガの世界』は賞賛されなければ批判もされず、大した話題にならなかった。晋遊舎ブラック新書として再び世に出たが、やはり議論すら起きていない。 まず目の前に置いてみる。『美味しんぼ』と『はだしのゲン』のパロディとおぼしき表紙…
菱田正和監督によるコンテ、井口忠一作画監督。 変身バンクの増強、ヤッターワンの疲労、次回予告の煽り、等の新展開を予期させる描写がそこここに。 ドロンボメカ制作場面があり、戦闘場面も長く、キャラ描写も多目で、いつもより密度が濃い。 冒頭の、「マ…
不死者が存在する上、日常生活で他人とすりかわる変装すら可能*1な世界観になっているので、結末で死んだはずの人間が出てきても衝撃が薄い。作中で何が可能で何が不可能か、基準が混沌としている。 以前、偽造が容易そうな音声証拠をつきつけられ、黒の騎士…
新EDは『プリキュア』シリーズの初代EDを彷彿とさせる演出。 ここしばらく元気がありあまりすぎているOPEDが続いていたので、不満が残った。結末の止め絵に不自然さを感じたし、いずれ修正されるかもしれない。 脇キャラクターが忘れられてそうで忘れられて…
〜CMで映画『天元突破グレンラガン』の予告をするのは何の冗談かと〜 監督は『クレヨンしんちゃん』を手がけた後*1、様々なジャンル作品を監督した本郷みつる。シリーズ構成は、かつて裏時間帯番組『交響詩編エウレカセブン』でもシリーズ構成をつとめていた…
シリーズ日本降伏の前編として、国体護持を優先してポツダム宣言受諾に躊躇する大日本帝国の迷走を取り上げていた。 ゲストは保守系歴史作家の保阪正康氏。 驚いたのは、玉音放送の「戦局必ずしも好転せず」という箇所が、原案の「戦局日ニ非ニシテ」*1に阿…
赤塚不二夫追悼特集として、NHKの様々な過去番組を集めて編集。ブリッジとして赤塚氏と関係の深い二人、山本晋也監督と漫画家の古谷三敏氏*1をゲストに。 ゲスト二人して、赤塚氏自身ではなく飼い猫の菊千代を追悼する序盤のひねくれぶりが、いかにも赤塚関…
ウミネコが飛んでいるという話を聞いて、その場で題材を変える。 連絡がなかったため開始が30分遅れてしまった。
脚本は構成の水野宗徳、コンテと演出は一昨年に映画を監督した寺本幸代、作画監督は嶋津郁雄、それぞれが担当。 現ローテでは最高の布陣だけあって、アニメオリジナルストーリーのわりには構成も台詞回しも良く、キャラクターの多彩な芝居や動くアクション、…
以前に書いた不真面目な話について、id:REV氏からブックマークコメントをいただいていた。 はてなブックマーク - 『燃える方程式』〜トリアージについて不真面目な話〜 - 法華狼の日記 2008年08月30日 REV つまり、激甚災害が起こったら、医師と救命救急士を…
『魔装機神サイバスター』は何が凄いかというと、今川泰弘監督が企画段階で予算を全て食いつぶしながら版権問題が折り合わず降板、しかたなくうえだひでひと監督が制作を引き受けた時は完全な持ち出しだったという都市伝説が…… 作画の乱れについて言及するこ…
チャットで出題されるミステリクイズ、ただし事件は作中現実において出題者が実行したものばかり。事件が一つ解決するごとに犯人と探偵が入れ代わり、死体の山が築かれる。 作者や読者の人間性を疑われるような設定だが、特にサイコサスペンスという雰囲気で…
地方都市では、前回*1に経験談を書いたより小さい図書館だと、全くホームレスが見当たらないこともある。 そのようなただでさえホームレスがいない図書館の、大人が滅多に入りこまない*2児童書の棚を見ると、多くの書籍が傷つけらている。鉛筆やボールペンで…
まず、ホームレス問題について詳しいわけではないことを断っておく。大都市において図書館にホームレスが集中するのは、さまざまな選択肢を行政が切り捨てた当然の結果だろう*1、という一般論くらいしか思いつかない。 それを前提として、大都市から遠く離れ…
乗っていた船が沈み、海をただよう男がいた。 運良く通りがかった客船「らいぶらり丸」に助けを求め、男はほうほうのていで甲板にはいあがった。 力つきて甲板に倒れこんだ男に対し、海に戻れという声が上がった。声を上げたのは乗船客だった。 乗船客は、裸…