米村正二脚本。冒頭での主人公の性格が驚くほどクズ。居残りのかわりにプリントを届けることを選びながら、ユウに押しつけようとしたりと、終盤でデジモンハントに熱を入れても自分の力だけで頑張るという姿には見えない。そのためタイキが被害者に対して行う説教が方便でしかなくなっている。
むしろ、他人を利用しては駄目だということをピノッキモンの姿でわからせて、主人公の成長を導くべきプロットではないかと。そうして途中で主人公が成長したなら、終盤の説教も不自然ではなかったろう。
尺を奪う役割しか果たしていないライバルの出番は無くしても良かったのではないかと。