法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『獣の奏者エリン』第36話 卒舎ノ試し

〜ノがカタカナである意味がわからん〜
正直いって多くの生徒の固有名詞は記憶していない。
各登場人物が自己紹介時に名乗った描写はあるし、その描写があったこと自体は記憶しているが、主人公の興味が同年齢に向かっていないので印象に残らない。主人公の能力が高く、上級生や教導師でないと相手にならないという展開のためもあって、ずっと同級生の存在感が薄かった。
しかし相応の話数を重ねてきただけに、薄いキャラクターにも多少の個性は見えてくる。協力する場面も何度かあり、EDで回想場面を流せるだけの素材もそろっていた。
脚本先行で教科書通りの、ともすれば作り物めいた別離ではあったが、生真面目な作りには悪い印象がない。