お笑い芸人「オードリー」がゲスト出演するイベント回。
イベント回らしくリソースが多く、川村敏江作画監督による端正な作画は楽しめる。戦闘もこぎみよく動いている。
しかし、ライブをこなしているだけに声の張りはあるものの、やはり演技はできないので、棒読みなキャラクターとしか感じられない。自身の芸人としてのキャラクターとの齟齬があるため、下手すると他の棒読みキャラクターより駄目に感じる。キャラクターの活躍を見せるためか、ギャグのテンポも悪い。
比べてみると、落ち目の芸人という描写で感動話に仕上げた前期は巧かったと感じる。今期はプリキュアの存在が一般人に知られている世界観が出ていて、興味深い面もあったが……
