法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国』第34話 死ぬなグレイモン!シャウトモンDX誕生

期待の貝澤幸雄演出だが、内容に作画が追いついてなくて厳しい。連名とはいえ、また高橋晃が作画監督するというスタッフ構成から、現場のひっぱくした状況がうかがえる。
Aパートでの集団戦闘で止め絵が目立ったのは後半へ作画リソースを使うためかと我慢できたが、新デジクロスだけで見せ場のほとんどが終わってしまったし、その際の主人公達の作画も弱い。傷ついた姿で新デジクロスしている場面であり、今後のバンクに使わないからと作画に力を入れなかったのだろう。
さすがに自己犠牲の描写は力が入っていたし、最後にキュートモンが振り返った演出は良かったのだが、これまでの貝澤回と比べて頭一つ落ちる出来だった。