葛藤が似合わない、気ままに物語を引っ張っていく性格が、いかにもヒーローらしいジャン。
葛藤を見せないが、内面に記憶を抱えて悩んでいた、物語の裏主人公にふさわしい理央。
それぞれの性格に似合わない展開が続いて停滞していた物語が、一途なヒロインを軸として一挙に動き、ダブル主人公が導きあって奇麗にまとまった。
敵がキャラ立ちした結果、イエローやブルーがとてつもなく割りを食っている*1のだが……他が楽しめたので許容範囲。
*1:ゲキチョッパーは停滞した時期に周囲を叱って牽引する役として、バイオレットは理央の兄弟子として、それなりに存在感があった。