http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY201203170184.html
上記事のように方針としては今年3月時点でも報道されていたが、実際に国連へ通告書の送付がされたという。
http://www.miyamoto-net.net/column2/new/1347417118.html
日本政府は昨日の閣議で国際人権(社会権)規約13条2の(b)(c)項、「中等教育および高等教育の漸進的無償化」条項の留保撤回を決定。
昨夜23時30分(NY時間9月11日午前10時30分)国連に通告書を送付し、本日午前10時30分、私に最初に報告に来ました。これは歴史的なできごとです。通告書は即受理され、各国に「回状」が出される予定です。
今年2月21日の衆院予算委員会で玄葉外務大臣が私に対して「留保を撤回したらどうかという判断をして、指示をした。そして、この間、宮本委員も何回かこの問題で留保を撤回すべきだというふうに指摘をしていただいておられたということに対しても、敬意を表したい」と答弁してから半年以上、1979年の条約批准から実に33年ぶりの快挙です。
ぜひみなさんにお知らせください。
高校無償化政策から時間がたった今だからこそできたのだろうし、民主党が大幅に議席を減らして野党に転落する可能性が高い今だからこそ意味がある。国際的に留保撤回を明言した後ならば、高校無償化政策をとりやめることは難しくなるだろう。
短期的な人気目的で思いつきのように敵を作っては攻撃している政治家が浮ついた支持や反発を集めている昨今*1、ちょっと良いニュースだ。
*1:もちろん、そういった政争ばかりが報道されやすいため目につくという側面もあるだろう。