法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『インビジブル2』

金曜ロードショーで視聴。若いバカップルのハメ撮り場面で、乳首が放映されたことに驚いた。作品自体は可もなく不可もなく。


ポール・ヴァーホーベン監督の『インビジブル』は、明らかに透明人間の恐怖より、表皮が透明となって内臓むき出しな映像と、怪物となった狂人の暴走に力が入っていた。終盤のアクションなんて身体強化されているようにしか見えなかった。
ヴァーホーベン監督が製作総指揮に後退した続編は、前作と比べればオーソドックスな透明人間を描いている。まあ本当はビデオ映画なので、低予算ゆえ見せるVFXを多用できないという事情もあったのだろうが。
途中で主人公が悪役の能力を入手し、人間をやめながらヒーローとなる展開は『仮面ライダー』的。でも透明なままなので、その種のヒーローとしての印象は弱い。