法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『HEROMAN』第05話 アサシンズ

石平信司コンテ。原画に荒川真嗣、小松英司、松竹徳幸、他。
前半に「タマ」が市街地を蹂躙する映像は素晴らしい。引いたレイアウト、崩壊するビル、逃げまどうモブ、まるで劇場アニメを見ているような迫力だ。人体がざっくりとしたカタマリとして描かれ、影もないことから、主に荒川真嗣が担当していると思うのだが。


うかつにヒーローとなろうとした少年達が洗脳され、敵のアサシンとして攻撃をしかけてくる展開は、次回予告で明らかだったこともあり、さほどの衝撃はなかった。マッドサイエンティストの思いつきで撃退装置があっさり作られてしまうリアリティレベルだから、今のところ切迫感がない。
展開の速さから考えても、やはり異星人侵略が一段落して人間と敵対するようになってからが物語の本番なのだろう。