原作と比べて、良かったところも悪かったところもある。
内容を引き伸ばすかのように回想を多用したところはいただけなかったし、そもそも前回はネタバレになるから書かなかったが大佐が道を踏み外しそうになって立ち止まるまで一話完結で収めてほしかった。
しかしエンヴィーが煽りたてても周囲が動かないところは、“間”を制御できるアニメならではの雰囲気があって、マンガという形式で見せた原作よりも良かったな*1。
あと、肩を入れる描写で出崎アニメみたいな止め絵演出を使ったところが、ギャグ寸前ながら格好良かった。
*1:BGMを流さないところも、エンヴィーの孤立した上滑りぶりをよく表現していた。