法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

コミュニズムはどこへ消えた?

昨日の夜、TVを見ていた最中の居間で、小さなネズミがたたずんでいた。
親指ほどの大きさで、細いシッポだけが中指くらいに長い。丸い体からちんまりと短い手足がのびている。丸い耳に、大きな黒い瞳
動きが遅かったので素手で捕まえ、窓の外へ逃がしたあげた。けっこうかわいらしかったが、病原菌を媒介する危険はあるので、ネズミトリをしかけるか考慮中。


さて、それほどの田舎人間として一言。
漫画家藤子不二夫両氏は共産主義者ですか?私が小学生の頃(1977~1979)雑誌... - Yahoo!知恵袋

漫画家藤子不二夫両氏は共産主義者ですか?
私が小学生の頃(1977〜1979)雑誌「コロコロコミック」で両氏の中国取材旅行紀があり、 滞在先のホテルで部屋のドアに鍵が無い理由を、ホテルの従業員の説明によると「中国には泥棒がいないので鍵は必要無いんです」と言われ、最後に北京の夜景を眺めながら「泥棒がいないなんていい国だな〜」という締め括りのエンディングでした。今の中国事情からすると考えられない話ですが、やはり両氏は少年少女を洗脳する為このような漫画紀行を描いたのでしょうか?

まず、「藤子不二夫」ではなくて「藤子不二雄」だ。変換ミスか、赤塚不二夫氏と混同しているのか。
さて本題に入るが、鍵が無い理由を共産主義に求めているわけではないのに、なぜ共産主義と結びつけて解釈するのだろうか。
buyobuyo氏のコメント欄*1でも指摘されているように、日本でも鍵をかけていない田舎はたくさんあった。むしろ私の近所では現在も夜間から外出中まで全く鍵をかけようとしない。もちろん共産主義とは全く関係ない。
まずは「今の中国事情」ではなく当時の中国事情を考慮すべきだし、ホテルが建っていた地域も考えに入れる必要があるだろう。中国の広さは並大抵ではなく、確か藤子不二雄氏は相当な内陸部まで取材していたと記憶している。