〜ノーベル平和賞をフィンランド元大統領が受賞して「サンタになるんだよ」という島本和彦の名言を思い出す今日このごろ〜
ノーベル賞の日本人*1受賞に刺激され、ネットで様々な論評や指摘が書かれている。
南部陽一郎の講演でスヤスヤ寝ていた私がノーベル賞研究を解説する準備をはじめてみる - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
彼の格付けについては人によって色々な見方があるとはいえ、地球上に現存する物理学者の頂点、歴史上を含めても特に際立った業績を残した偉人と言って過言ではない。ディラックやファインマン、シュレーディンガーと並べてまったく遜色の無い存在だ。
ネットでは国籍や生い立ちについていろいろとと騒いでいるようだけど、何人であるか以前に彼が人類であることですら既に喜べる。「信じられるかい。彼、地球の研究者なんだぜ。」日本で生まれたり暮らしたという事実だけで祝杯を挙げる理由として十分すぎるほどだ。
地球外知的生命体と比べられる領域にいる南部陽一郎とか……
http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20081008/1223394762
赤旗のサイトで検索しても益川敏英教授はけっこう発言されているんですよね。イデオロギーと研究内容・業績は関係ないとはいえ、ご本人がここまで言及されているのも珍しいかもしれない。
唯物弁証法を応用して研究したという元日教組の益川敏英とか……
もともと凄い学者は性格も破格な例は多く、チョムスキーのような反戦活動に力を入れる学者も少なくないが、短期間でこういう熱い話を読むと、200年後を予測しながら世界全体へ武力介入する組織を作るイオリア・シュヘンベルクの存在も、けしてリアリティがないわけではない気がしてくる。
……さらにいうと、『ゲッターロボ』の早乙女博士*2や、『科学忍者ガッチャマン』の南部博士*3なども、相応にリアリティがあったということか。