法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

橋下徹弁護士も何を考えているのだろう

先日、ようやくブログに新しい記事があがった。
まずは以前に自身がブログに書いた内容の訂正について。
http://hashimotol.exblog.jp/6491504/

光市母子殺害事件弁護団緊急報告集会出席報告(5)の記事内の宇都宮中央署の面会室で、保険金殺人の有力容疑者が、弁護人との面会後に自殺した件について私が論評した内容に対し、前提事実に誤認がある旨栃木弁護士会より指摘がありました。現在関係各所に事実関係を確認中であります。9月27日までには結論をお出しします。

そういえば、弁護人はブザーを押して退室することを伝えていたという報道を聞いたことがある。


さて、本題の懲戒請求について。強調は引用者。
http://hashimotol.exblog.jp/6491573/

原告らは皆さんの請求のうち、どの請求がどのような理由で違法なのか特定していないので、そもそも違法な請求があるのかどうか不明なところではありますが、私の答弁書における「一般市民の懲戒請求は違法ではない」の部分を読んでいただき、皆さんの懲戒請求に同じような理由が書いてあれば問題ありませんし、書いていなくてもじっくりと考えてもらって私と同趣旨という結論に至れば、既に出している懲戒請求に理由を加えて下さい。

指示した通りに理由を説明するよう、堂々とネットで命じていいのだろうか。それこそ損害賠償裁判で不利にならないだろうか。光市母子殺害事件では、被告の主張を指示しているという憶測から弁護団が叩かれているのだが。

通常の業務の合間に作成し、しかも自分自身の書面で報酬をもらっての仕事ではありませんから、誤字脱字等のチェックが甘いと思います。
誤字脱字、不適切な表現、よりベターな表現がありましたら、ご指摘下さい。

懲戒請求への反論も通常業務の合間に行うという二重基準ぶりは、以前と同じような問題なので横に置こう。
本職の弁護士が、答弁書の推敲をネットの不特定多数から募集するとは、どこまで本気なのだろうか。刑事裁判以外の弁護能力全体にまで疑問がわいてくる。


懲戒請求に反論するために弁護団が時間と労力を割かなくてはならなくなったこと、それにより裁判の進行に遅延をきたしかねなかったことは、重ねて確認しておく*1

*1:幸いにも、あるいは皮肉にも、複数の優秀な弁護士が結集したおかげで、重大事件にしては異例なほど速く結審する予定だが。