http://hashimotol.exblog.jp/6618303/
彼も一審，二審の弁護士に懲戒請求をすることを考えたが，除斥期間（時効みたいなもの）を過ぎていたのであきらめたと言っています。何とも情けないものです。
僕は，一審，二審の弁護士に対して，懲戒請求をします。以前，今枝弁護士を含めて僕を訴えてきた原告ら対して懲戒請求すると言いましたが，もうこの原告らに時間を割いている暇はありません。僕自身が懲戒請求していないことに対する批判は，原告らと一部のコメンテーターくらいしか言っていません。
http://hashimotol.exblog.jp/6639778/
光市母子殺害事件の一審・二審の弁護士への懲戒請求をしようと思っているが，弁護士法上除斥期間にかかっているので，そこを突破するのに手間がかかる。
……自分で決めておきながら、次々やらない理由をつけて*1先のばしにする態度。
宿題を夏休みの最後までやらないようなものであり、ある意味では親近感がわく。しかし世間的には幼稚と見られるのではないだろうか。しようと思うだけなら簡単だ。
ともかく、いくつか「世間」の目線から書いておく*2。
求釈明書を受け取った皆さん、懲戒請求を受けた弁護士が、請求した一般市民に直接コンタクトを取ることは、世間の常識では違和感をおぼえることです。
専門家として語ろうというのに、冒頭から「世間の常識」を持ち出しては駄目だろう。
それに対する僕からの回答は以下のとおりです。車での移動中に作成し，取材への回答という性質上，誤字脱字チェック・校正はしておりませんので，その点ご了承下しさい。
時間の関係上，誤字脱字のチェック，校正はしておりません。読みにくいかと思いますが，ご了承ください。
本当に校正不足。「誤字脱字のチェック，校正はしておりません」と2度続けて書いて、自分で疑問に思わなかったのだろうか。
本題に入っても変な主張が多い。
一般市民が弁護士会に提出した懲戒請求書を，弁護士会がそのまま無思慮に請求対象弁護士に渡している。そこには，請求者の住所・氏名が明記されたまま。弁護士会が馬鹿丸出し。
……そういう制度と知らせず懲戒請求制度を広く紹介したのは、どこの誰だったろうか。
弁護士法上の制度であるにもかかわらず，きちんとした受付窓口もないし，説明をしてくれない。それどころか，一般企業ではあり得ないマナーの悪さらしい。弁護士会の受け付け態度が極めて不遜で横暴極まりないとの一般市民からのクレームが，当事務所に多数寄せられた。数百件ベースで。弁護士会に代わって，当事務所が謝罪した。
懲戒請求を行おうとした側にこそ多々問題があったのではと思うのだが。弁護団へ懲戒請求したという報告を見ると、確かに弁護士会の態度を怒る意見もあったが、大半は難癖に近いものばかりだったと思う。
私もメディアに出演する機会があるので，その発言をめぐって多くの懲戒請求を受けている。理由のないものには対応しない。弁護士会がきちんと処理してくれることを期待しているのだが，弁護士会は，私に対しては徹底的に，要らぬ労力を要求してくる。私は一切無視しているが。私は請求者に対して接触することはあってはならないと思い，請求者に対しては何もしていない。
懲戒請求全体を全く取り合わない橋下弁護士が主張しても、説得力に欠ける。「請求者に対しては何もしていない」ではなく、請求者に対して“も”何もしていないだけではないか。
私の裁判の答弁書で詳細に記載したが，理由のない懲戒請求については弁護士会がしっかりとふるいにかけ，弁護士の負担にならないようにすればいいだけなのである。
弁護士会、つまりは無関係なボランティアの弁護士に負担がかかるだけだろう。
それどころか、実際にふるいにかけようと「光市母子殺害事件弁護団に対する懲戒請求に関しては，弁護士会はその請求を止めさせようと」した話に対し、橋下弁護士は「横暴」「特に」と同じエントリで批難したばかりではないか。
それとも、橋下弁護士に対する懲戒請求だけをふるいにかけるべきと主張したいのだろうか。
さらに，今枝弁護士等に訴えられている裁判の対応もあり，今回の今枝弁護士の求釈明書を送りつけた行為にまで，対応する余力がない。それこそ，一般市民の皆様に懲戒請求を呼び掛けるくらいしかできない。
呼び掛けるのか。……ここまで明確に書けば、因果関係を世間的にも否定できないだろう。さすがに現状で扇動に乗る人はいないとは思うが。
*1:正確には最初からわかっていた理由。
*2:端的な反論は今枝弁護士ブログでどうぞ。http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20071017/1192611801
