法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

なるほど『オバケのQ太郎』は日本兵のPTSDと米国との和解を描いていた?!

 臨床検査技師でもあったSF作家の林譲治氏を発端として、ノンフィクション作家の松浦晋也氏らが引用リツイートしていった流れが興味深かった。


まだ現役だった時に、さる病院のベテラン看護婦さんから「うちの病院には、中国に従軍して精神を病んだお爺さんがまだ入院してます」という話を聞いたことがある。その時点で90年代。


1960年代子どもマンガによく出てくる「雷じいさん」が、実は戦場のPTSD受傷者では、という指摘にははっとした。自分も覚えがある。
 そんな言うに言えない傷を心に負った人々が、「雷じいさん」として社会に受容されて生きていたのかもしれないと思うと、なんともいえない気分になる。


確かに。


あー、アメリカだから。

 なるほど説得力が……あるかなあ?!


 それはそれとして、おそらく話題の発端のひとつだろう尾添椿氏による漫画も、ひとつの戦中から戦後にかけての証言として興味深いので、メモしておく。