和洋中の麺料理が競われる「すすれ！ちゅるちゅる☆フェスティバル」が開かれる。もちろん華満家のぱんだ軒も参加する。しかしどの麺も麺らしさが失われている。うどんのレシピッピが行方不明になり、他の麺料理のレシピッピが悲しみにくれたためらしいが……
予告映像で明かされていたが、くまモンがそういうキャラクターとして本編に登場し、EDの協力に熊本県がクレジット。顔見せ的に登場するだけでなく、うどんの妖精レシピッピが行方不明になった本筋にもからんでくる。敵の攻撃でもないのに妖精が勝手に悲しんで料理の魅力が消えるのは色々な意味でどうかと思ったが、特殊なキャラクターが介在しているのであれば特別な出来事と解釈できるか。
まったく異なるキャラクターコンテンツが登場したことの意外性はあるが、よく考えると芸能人ゲスト回と似たようなものか。しかし、そういうキャラクターが人間社会に存在する世界観だとすると、やはり以前に妖怪の存在が嘘あつかいされたエピソードはうまくなかったな、と思う。
今回の華満は特に発明をするでもなく、妖精たちの補佐に右往左往するばかりでキャラクターの魅力があまり出ていないと思ったら、劇中でも麺に対するスープのような存在と位置づけていくので、納得感はあった。
