法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

日本赤十字が「独立した民間の団体」であることは、公共性の指摘への反論にはならないのでは

[B! 表現] ポスターのやつ、いろいろな記事を読みつつ、自分の考えを整理するために..

id:frothmouth 😅 ホントに長いな/赤十字は「自分は民間の団体だ」ってしつこいくらい主張しているから、公共の点から攻めても効果は無いと思う https://www.osaka.jrc.or.jp/qa/

しかし紹介されているURLの説明を見れば、最初の回答からして、むしろ国際的な公共性をもつために一国家と関連をもたないという姿勢に読める。
よくあるご質問|日本赤十字社大阪府支部/日赤大阪

日本赤十字社は、日本赤十字社法(昭和27年8月14日法律第305号)という法律に基づいて設置された認可法人です。(認可法人とは、特別の法律に基づいて設けられる法人のことです。)
日本赤十字社法は、赤十字事業の公共性と国際性とに鑑み制定されたものであり、日本赤十字社が世界各国の赤十字社と協力して、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう努めなければならないと規定しています。
したがって、日本赤十字社は国の関連機関ではなく、あくまでも独立した民間の団体です。

ページ中ごろの回答でも、公共性とともに中立性が語られている。やはり「民間の団体」という立場は、公共性を無視するという宣言ではなく、独立性の重視にかかっていると読むべきだろう。

日本赤十字社は、赤十字に関する諸条約及び日本赤十字社法に基づいて設立された認可法人であり、国際的にも、国内的にもその事業の公共性及び中立性が認められております。

もちろん一般からの寄付金だけでなく、国などの補助金が投入されていることも明記されている。

血液事業、医療事業、災害救護の施設設備、看護師養成事業など、国民の医療、健康、福祉などに直接関わりのあるものとして、国や県、市町村の諸施策にそって行われる特定の事業に対しては、国や地方公共団体から補助金等の援助をいただいております。