法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

原子力政策をめぐるdaishi_n氏の記憶の変容?

マンガ『いちえふ 〜福島第一原子力発電所労働記〜』の作者は、警報音を切っていたのか鳴らしていたのか - 法華狼の日記へ、はてなブックマークで下記のようなコメントがあった。

daishi_n 本編に「針振れねー」「APDのアラーム音」の描写はあるから、ほっけさんの機器読み違いじゃないかな。アメリカが国策で再処理しないから原子炉級プルトニウムがゼロになってる指摘したら無視してるし
リンク2016/02/24

しかし私はまったく記憶にない。ここ2年くらいコメントへの返信が遅れてはいるが、そのような文脈で「アメリカの国策」が論点となるような主張をしたこと自体がない。
そこで検索して気づいたのだが、scopedog氏のエントリへのコメントと混同していないだろうか? たがいに引用しあうこともあるし、"dog"と"ookami"で印象が混じりあう可能性はあり、理解はできるのだが。
日本が大量のプルトニウムを抱えているのは事実だしなぁ - 誰かの妄想・はてなブログ版

daishi_n 2015/10/23 00:01
日本の2倍の数の商用原子炉があるアメリカで原子炉級プルトニウムが0トンなのは、アメリカの国策として再処理せずワンススルーで廃棄するからです。
使用済み燃料にはプルトニウム239や240、241などが含まれているのだから、潜在的にはアメリカだってそれなりの原子炉級プルトニウム保有しているわけです。
中国やインドが少ないのは未処理の使用済み核燃料に化けているだけでしょう

そしてこのdaishi_n氏のコメントは、scopedog氏がエントリに書いてある下記の主張の反論になるどころか、追認としか思えないのだが。何か応答する必要があるのだろうか。

はっきり、核燃料サイクル目当てで各国からプルトニウムを集めたけど、事業がこけて困ってると言ったほうが説得力あるでしょうに。