法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

かつて『ドラえもん』にも出ていた人気女性声優の年齢詐称

認知症をわずらっていることが先日に公表された大山のぶ代氏だが、78歳ではなく81歳だということを夫が会見で認めたという。
大山のぶ代、実は78歳ではなく81歳 夫の砂川告白 - 芸能 : 日刊スポーツ

大山の認知症を公表。大反響になったことを受けてこの日、会見した。実は、これまでも大山の年齢には「サバ読み」の疑惑があり、取材陣から正確な年齢を聞かれ、認める形になった。

「サバ読み」疑惑があったことは知らなかった。どこかで見たかもしれないが、だとしても記憶に残っていない。年齢制限にかかわることでもないかぎり、わざわざ他人がとやかくいうことではないだろう。
実際、この日刊スポーツ記事によると、結婚した半世紀前は他人にとやかくいわれる時代だったため、年齢をごまかしたのだという。

妻の年齢詐称を容認した理由は、周囲への配慮だった。結婚は64年で、姉さん女房に抵抗のあった時代だった。「結婚する時に、うちの両親に対するあれ(心遣い)で」。結局、この日までの約51年間、公になることはなかったが、砂川は「バレるのは当たり前なんですけど」と苦笑いした。


なお、認知症の状態は報道によって雰囲気が異なるが、重いことはたしからしい。
スポニチ記事では前向きな印象で語られているが、やはり連続TVアニメのレギュラー声優をつとめることは2005年までが限界だったのだろう。
大山のぶ代、記憶失っても声はドラえもん…夫の砂川啓介が会見― スポニチ Sponichi Annex 芸能

大山は08年に脳梗塞を発症。約2年前に認知症と判明した。砂川は「もっと前に症状が出ていたかもしれないと思うけど、信じたくなかった」と心境を吐露。「今、彼女は完全に子供になってる。やんちゃな娘ができたという感じでいとおしい」とし「最近は割合元気。表情も豊かになった」と明かした。

しかし短い役ならば今でもこなせるようで、2014年から始まったJA広報アニメ『おにくだいすき! ゼウシくん』でのドラえもん風キャラクターは元気いっぱいに演じている。
JAの食肉宣伝アニメ『おにくだいすき! ゼウシくん』が懐かしい声だった - 法華狼の日記
アニメそのものの内容もけっこう楽しい。2期の第1話など、ただ悪ふざけなようでいて、うまく声優の味わいを引きだしている。