第93話は前回の続きそのまま。作画も普通で、特に新情報もなく、木星のサターンと確定しただけ。
空中の城へ普通に飛んでいくのかと困惑したくらい。
第94話は、飛んでいった主人公たちをさておいて、地上に残ってパラスシティを守る鋼鉄聖闘士を描いていく。
こういうクライマックス直前に視点を変えたエピソードは大好きではある。邪武の聖闘士としての復活も楽しくはあった。
しかし復活した敵が当て馬でしかないことがあからさまで、期待したほどには楽しめなかった。第1期の黄金聖闘士がキャラクターを立てるため回想を多用していたのは好きになれなかったが、モチーフの個性が弱い今期の敵キャラクターが復活しても、それほどドラマとしての盛りあがりがない*1。
*1:まあ、原作も敵の使い捨てぶりはひどかったが。暗黒聖闘士とか、結局のところ何だったんだ。