第85話は共同SDの暮田公平コンテ。しかし作画も演出もテンションだけ高くて粗い。これまで積み上げたものがあったから、双子ネタやタイタンのパラス従属は悪くなかったが……
第86話は八島善孝ほとんど1人原画。おそらくバンクだけ藪本陽輔原画だろう。玩具っぽい聖衣のギミックは嫌いではないが、格下の主人公が6人がかりで敵幹部を倒すのはスーパー戦隊のようで、あまり『聖闘士星矢』ぽくない。
第87話は、第73話につづいて、いわもとやすお演出に高橋優也作画監督。今回はなかなか良好な作画だったと思う。ハイペリオンはわずか1話で黄金3人+αによって倒されたわけだが、それなりに整った映像で倒れた方が、だらだら格下と戦って負けたガリアなどより良かったのではないかと感じる。
挿入歌も、この作品には珍しい曲調で、ベタながら悪くなかった。