2012-12-02から1日間の記事一覧
とにもかくにもアリババの考えの甘さを激しく批判したかと思えば、そのまま味方になって状況をひっくりかえすシンドバッドのキャラクターが良かった。他のキャラクターは記号的な言動が多いのだが、シンドバッドの異様さを際立たせることに奉仕しているので…
山岡直子作画監督で、上野ケンらが原画に入っていた。こころもち頭身が高めで、絵柄が最もOP映像など……つまりは作品の理想像に近い。 演出は境宗久。イチョウ並木でキャラクターカラーに画面を染め上げ、俯瞰のロングショットを多用して孤独感も表現していた…
再登場した母親が主人公側の助けを拒絶し、強き独裁者としてふるまう兄王につくことを宣言。支配下にくみこまれるよう、使者として通告までする。この行動が洗脳などではないことも明示される。 なるほど、主人公が物心つく前から現在までは、人が考えを変え…
貝澤幸男コンテ、高橋晃作画監督。作画修正が精緻なおかげで、心象を表現するようにゆがんだレイアウトが、意図的な演出とわかりやすい。最近の貝澤回ではベスト。 物語は、妹を失ったことで懊悩を続けているエデンへスポットをあて、敵内部の人間関係を掘り…