冒頭のナレーションで、七将が主人公に蹴散らされる存在でしかないと明かしてしまっている。
本編のカードバトルも、「かっこかわいい」女海賊エリスがはなばなしく登場してギルドと対立したかと思えば、その戦いに主人公がわりこむ。そのまま舐めた縛りプレイで、勝手にピンチになりつつ逆転勝利。
前作が英雄を人類社会を構成するひとりにとどめて活躍させる物語だったことを思えば、つくづく極端から極端に流れるシリーズだ。シリーズ構成が同一人物だから、意識して大きくリセットして新鮮味を出しているのかもしれない。
あと、宇宙空間で生きること自体は現実でも3秒くらいなら余裕なのだが、それより遊泳できる描写に笑った。真空じゃないのかよ!