これまでの話数では、陽性すぎるタイアップ主題歌と*1、制作協力しているスタジオライブの健全さが裏目に出ていると感じることが多かった。西村聡コンテ回が何度か好印象だったくらい。1999年に古橋一浩監督でアニメ化された時も批判は多かったが、要所に制作リソースを注ぎ込んで見せ場をコンスタントに作っていたし、ダークな雰囲気は今回のアニメ化よりも合っていたように思える。
しかし今回は時間いっぱいアクションで動き回り、三者三様の性格と戦法がきちんとアニメーションとして表現され、時間いっぱい楽しめた。中澤一登が原画にいたり、提供バックに新規イラストを用いたり、いつもより制作リソースレベルで力を入れている。このまま全力疾走してくれれば今後も楽しめそうなのだが。
*1:OP主題歌の作画やカット割りは悪くないので、これはアニメスタッフの責任ではないと思いたい。
