この作品では珍しく、メカ作画に残像を表現する効果線が入ったり、影を抜いたカットがあったり、TVアニメらしい作画のぶれがあった。基本的に動いている良い作画なので、魅力的な荒さにはなっているが、終盤の放映を先延ばしにするという情報もあって、少し心配になったり。
エウレカセブンAO
MBSにて第二十二話をご覧頂きました皆様、誠にありがとうございました!改めて告知です!
「エウレカセブンAO 完結編」 今 晩秋!
続報は改めて告知させて頂きます!ひとまず、レギュラーの二十二話までご覧頂きました皆様、誠にありがとうございました!
『コードギアス反逆のルルーシュ』など、最近の前例もないではないが……
物語は、これまでに描かれてきた要素が本拠地の攻防をめぐって集結。人物の思いが衝突し、行動に結びついていく。一話内で状況が変転を続けていくが、新情報はほとんどないので、理解しやすく展開の説得性も高い。単独の娯楽活劇として、終盤の展開として、よくできていたと思う。
結末でも、前回の感想で予想したとおり、主人公は日本軍へ合流する。反日アニメと一部が煽っていた時期を思うと皮肉なものだ*1。
*1:むろん、TVアニメのシリーズ構成スケジュールから考えて、序盤の評判で終盤の展開が大幅に変化したとは考えがたく、当初からの予定だったろう。