法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

最近の村長とか、『カラフルピュアガール』の功罪とか

一応、id:kanose氏本人が認めているらしいので、「村長」と呼ぶことにする。
はてな村民との喧嘩になった場合、その傾向と対策

所謂村長と村民から認められていることからも判る通り、村の中でも一二を争う戦闘力の持ち主。普段は無言ブクマにより支配下においている全村民に実質的な命令を下し、そいつらに手を下させて自分の手は汚さない手法が主だが、いざ本人による喧嘩になった場合まず勝てない…というより、喧嘩になった時点ですでに負けている。

最新のTVアニメを追っていない様子なので*1、中低レベルの作画アニメトークを展開すれば勝てる気がしている。『虹色ほたる』がアルファポリス出版で出たネット小説原作ということくらい先に知っていたぜ、とか。その森久司作画は『ZETMAN』の初回だけでなく第3話でも楽しめるぜ、とか。
あと、Pixivあたりでランクインしている「塗り」の傾向が単一化している問題や、整った顔立ちに表情をつけて大きく崩したり太い粗い描線というだけで「作画崩壊」あつかいされる近年の流れは、ハイエンド系を持ち上げてブランド化した編集長時代の責任が間違いなくあるので*2、アニメサロンの作画スレに集っている住人をけしかければつぶせるような気もしないでもないが、なんだかんだと本職なので住人が蹴散らかされる様子を遠くから見守るだけになるかもしれない*3


ちなみに、ハイエンド系とされたイラストの流行に対して、私個人が魅力と感じたところを思い出すと、たしか色使いそのものではなかった。
もちろん編集の意見や依頼も入っているにせよ、イラストレイター自身の手が制作の最後まで入っているように見えて*4、彩色されたものでも輪郭線などのタッチの良さが印刷にまで表われていたからだった。
だからこそ、アニメ作画において手描きの味わいがスポイルされて評価されていた一時期のインターネットに、困惑をおぼえていたし、今もとまどうことが時々ある。
とりあえず、よく動いているからといって一様に「ぬるぬる」と表現するのは、語彙が少なすぎないかなあと思う。一口によく動いているといっても、流れるようなスローモーションのような滑らかな動きとか、達人のアクションのような落ちた物がはずむようなメリハリある動き、サイケデリックに見た目が変化していく液体のような動き、いろいろな種類を自分なりの言葉で表現してほしいなあ……もう全く村長と関係ない話だね。


あと村長のパートナー的なid:anigoka氏について個人的な印象をいうと、北米向けを意識してDL販売すれば、かなりイケるのではないかと背中を押してみる。
狭い性嗜好を持っている人はポルノメディアに飢えているから、「塗り」に難ありとかいわれても、anigoka氏の画力ならジャンルを代表する著名人になれるのではないかと思ったり。……試してみて失敗しても責任はとれないけれど。

*1:だから『UN-GO』は面白いってば!http://twitter.com/kanose/status/192640849476198401

*2:編集長自身は必ずしもハイエンド系だけを推していなかったとしても。

*3:あとまあ、ベルカ式作画と呼ばれた『なのはAS』本放送版を擁護したのも記憶しているので、あまり強くいえない……

*4:後で、それは必ずしも正しくないとわかったが。むしろデジタル制作が基本になって、彩色は別人という例が増えたのかもしれない。