法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

ついでに南京事件について

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●疑惑
宇宙飛行士が船外活動しているシーンは水中で撮影した映像を早回ししているのとそっくりなのだが。


○真実
いや、あの…その、だから気のせいだってば。日本人は謙虚に正しい歴史認識を受け止めるべき。


●上空に浮かぶ地球の曲率が大きすぎる。どんだけ地球から離れてるんだ。
○気のせい
●中継が途切れないがどの人工衛星を使って地球の裏側にいるときも中継をしてるのが
○気のせい
南京大虐殺
○気のせい
ナチスガス室
○気のせい
ユダヤフリーメーソン
○気のせい

前半の神舟7号捏造説批判はおおむね間違っていないと思うが、後半からおかしくなってくる。末尾の意味が、皮肉だとしても理解しにくい。


ブログ検索してみると、以下の文章が見つかった。
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たとえば南京大虐殺否定論者のサイトがあって、そのサイト主は肯定的に扱ったマンガ「国が燃える」が叩かれて出版社や著者に圧力がかかる(実際それによって作品に単行本では修正が入った)のを「間違った主張は叩かれて当然」と喜んでいた。その一方で彼が資料サイトとして重宝していた同胞の否定論者のサイトが肯定派からの圧力に耐えかねて閉鎖してしまうと、「貴重な資料がWebで読めなくなってしまった。言論弾圧だ。なんてひどい社会だ」と嘆いていた。(記憶だけで書いてるので若干細部は俺のアレンジが混じってるかも。)

出版社に活動家が乗り込んで恫喝した『国が燃える』事件と、サイト閉鎖を同じ「圧力」とくくるのは疑問だ。
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この弁護士はWinny裁判を担当してて、それはそれで応援したいのだけどね。逆にAGLAの目にはこの弁護士の姿勢が反社会的なものを支援していると映ったのだろう。で、妙な(ゆがんだ)社会正義感に駆られてサイトで攻撃を始めた、と。

彼は昔からそうなんだよなぁ。「南京大虐殺はなかった」と主張する人間を執拗に攻撃したり(つまり彼は「虐殺あった派」らしい)。なにやら彼なりの社会正義の価値観があるらしい。

後段の行為は相応に普遍性をもった考えであり、「彼なりの社会正義の価値観」とは断言できないし、何より前段の「妙な(ゆがんだ)社会正義感」とは全く違う。
文中のAGLA氏は、どうやら問題行動が多い人物ではあるようだ。歴史修正主義批判者が常に正しい主張をするわけではないことは、一定の事実ではある。
しかしメカAG氏もまた、疑似科学批判者でも歴史修正主義に親和性を持つことがある一例かもしれない。南京大虐殺否定論を批判することくらい、当然の行為だと認められないだろうか。もし歴史について詳しくないのなら、言及しなければいいだけのことだ。