法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

マスコミがつぶれて、ニュースサイトが残る未来は困る

どちらもアクセス数の多い、著名なニュースサイトだ。
楽画喜堂*1

■ 中国の有人宇宙飛行はねつ造か?→国営新華社が発射前に打ち上げ成功を誇らしげに伝える、宇宙遊泳の映像に泡が見つかる - アルカン速報
[情報元TECHSIDE.netさん]


しっかりプクッと泡が下から上へ・・・。
旗の動きも怪しいし・・・これは・・・。(;´Д`)

捏造説に対する松浦晋也氏の厳しい叱責*2を見て、「ネタにマジレス」などと反応する人は、ニュースサイトの現状を知っているのだろうか。
Hjk/変人窟*3

痛いニュース(ノ∀`) : 中山国交相「日本の教育のガンは日教組だと思っている。ぶっ壊すために火の玉になる」 - ライブドアブログ
痛いニュース(ノ∀`) : 中山国交相、辞任の意向固める - ライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1178587.html


 最後まで正論の人であった。


日教組組織率と全国学力テスト結果との関連を調べてみた: 独書録

「最後まで正論」ということはつまり、撤回した「三里塚闘争*4単一民族」といった発言まで「正論」といいたいのだろうか。


ほとんどのニュースサイトは専門知識を必要とされていない。現状では、ネットで流行している情報を集積することはできても、報道機関にとってかわることなど不可能だろう。通信社から記事を買うことが多い産経新聞や弱小地方新聞ならばともかく*5
また、個人サイトという視点で考えると、詳しくないことまでコメントせざるをえないニュースサイトという形式自体に問題があるともいえるだろう。興味がない、詳しくないことには言及しなければいいだけなのだが。せめてコメントを書かなかったり、態度を保留するくらいできないものか。

*1:2008年9月29日の記事。

*2:http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2008/09/post-af53.html

*3:2008年9月29日の記事。

*4:余談だが、三里塚闘争を題材とする尾瀬あきら『ぼくの村の話』を、鶴岡法斎氏と唐沢俊一氏が『反日マンガの世界』73〜74頁で批判していた。「村人たちが何の疑問もなく戦った」という作中描写を「嘘」と評する唐沢氏に、鶴岡氏は同意して「嘘です、嘘です。地元住民から言わせてもらえば。すごい儲けたやつとかいますからね。」と語る。唐沢氏は「先祖代々の土地を守るのはそりゃ大事だろうけど、他の人間の利便とかは一切考えないのかと。」とも発言していた。

*5:あくまで冗談。