法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『クレヨンしんちゃん』第602話 マッサージは疲れるゾ ひとりぼっちのオラだゾ

Aパートは高倉佳彦、Bパートは大塚正実による一人原画作監。コンテ演出は平井峰太郎で、Bパートは脚本まで手がけている。高倉は「おお、さすが巧い」という感じだったが、大塚は「……凄し」という感じ。


Bパート大塚作画、いちいちレイアウトも動きもきまっている。歩く時にゆらゆら揺れ、走る時に軽量な子供らしく体がはねる。床に落ちる黒い影もかっこいい。大塚作画は前から巧かったが、新生ドラえもん映画を経て一段とレベルアップした気がする。誰もいない家という子供にとって広い空間を舞台とし、しんのすけがしたい放題という状況を用意した時点で、脚本的にも勝利。
Aパートは、ひまわりが人形叩くあたりが人形の弾力が出ていて良かった。脚本も最近のクレしんにしては作中作ネタが多くて良かったかな。