遅れに遅れたワクチン接種がいきわたるかもしれない10月まで延期する、という方便は選べなかったのか。
東京で過去最多の2848人感染 半年ぶりの2千人超 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
2千人を超えるのは第3波の1月15日(2044人)以来約半年ぶりで、8日連続で1千人を超えた。前週の火曜日(20日)を1461人上回った。27日までの1週間平均の新規感染者数は1762・6人で前週の149・4%だった。
コロナ病床、最大数を要請 患者急増で診療制限も―東京都:時事ドットコム
都は患者受け入れのため、救急医療の縮小や停止▽手術の延期▽一部診療科の停止▽診療機能の縮小―などの検討を医療機関に要請した。28日には担当者への説明会を開く予定。
米国の放送局の意向がどうであれ、おそらく現状で開催を強行するよりは、ずっと国内世論の反発も弱まっただろう。
そのため必要ならば、8月も10月も「最高の状態でパフォーマンスを発揮できる」天候に変わりはない、新型コロナさえなければ7月下旬に問題なく開催できた、などと白々しい嘘をついてもいい。
屋外競技の選手「常に脱水状態」 連日の真夏日に悲鳴 - 東京オリンピック [テニス]:朝日新聞デジタル
開幕から連日真夏日となり、25日も午前から気温が上昇。午前8時半すぎには30度を超えた。日中、屋外でのプレーを強いられる選手たちからは暑さと湿度に悲鳴が上がった。
どうせ嘘をつくなら、犠牲者が増えるよりは減るのがまだいい。今から延期しても来日した選手にとって負担だろうが、少なくとも熱中症の危険は緩和できるだろう。
正午ごろに外出してから、ずっとそのようなことを思っている。