自民党参院議員となった赤松健氏が、インボイスの延期や中止を断念したとツイートしていた。
インボイスの見通し。
— 赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) (@KenAkamatsu) 2022年12月2日
党税制調査会でも「延期か中止を」との意見が噴出しましたが、そのためには改めて立法が必要でハードルが高く、会長一任で来年10月の開始以降に問題があれば法改正という方針に。
この間、インボイス反対の業界から「全く止められない場合に備えて、受けるダメージを出来る限り→ https://t.co/J25Kd0oBNN→減らしておいてほしい」との陳情があり、私も財務省と交渉を重ねてきました。結果「3年間売上税額の20%に緩和」まで削れてきています。ただ課税業者になる動機付けが無さすぎ。更に出来ることを探りつつ、根本的な課題である「業界全体の賃上げ」について、出版社や団体と組んだ協議を始めています。 pic.twitter.com/OIeA695iGN
— 赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) (@KenAkamatsu) 2022年12月2日
インボイスの見通し。
党税制調査会でも「延期か中止を」との意見が噴出しましたが、そのためには改めて立法が必要でハードルが高く、会長一任で来年10月の開始以降に問題があれば法改正という方針に。
この間、インボイス反対の業界から「全く止められない場合に備えて、受けるダメージを出来る限り→
毎日新聞 on Twitter: "小規模事業者は納税2割 政府、インボイス制度「激変緩和措置」方針 https://t.co/7feclmq7ML 自民党税調の宮沢洋一会長は「(インボイスの導入)延期はない」と明言。負担が重くなることから小規模事業主やフリーランスを中心に導入反対の声が高まっています。" / Twitter
→減らしておいてほしい」との陳情があり、私も財務省と交渉を重ねてきました。結果「3年間売上税額の20%に緩和」まで削れてきています。ただ課税業者になる動機付けが無さすぎ。更に出来ることを探りつつ、根本的な課題である「業界全体の賃上げ」について、出版社や団体と組んだ協議を始めています。
強行採決もためらわなくなった現在の与党自民党のなかで、立法が必要でハードルが高いという説明は、結局のところ政党として推進する意思は何も変わっていないということ。赤松氏はその一員として行動することになる。
同じ結果になるにしても、党議拘束で賛成票を投じて推進に加担せざるをえない立場になるよりは、赤松氏は外部から反対意見をとどけつづけるべきだったのではないか。本当にインボイスに反対だったのであれば。
この赤松氏が政治家として期待や評価された理由はさまざまだろうが、JAniCAが推薦した4人で筆頭だったことは思い返さざるをえない。
hokke-ookami.hatenablog.com
JAniCAは労働組合のような印象があっても、もともと経営側が業界を改善するためにつくった団体ではあるが、だからこそインボイス停止は強く求めなければならなかった。
事実として参院選を前にして、JAniCAは珍しく正面から公的政策に反対を表明していた。それだけ人を見る目がなかった、もしくは見る目を閉じていた、ということ。
www.janica.jp