法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『世界まる見え!テレビ特捜部』まる見え28周年 春満開! おめでたSP

明石家さんまをゲストに迎えた、恒例の2時間SP。後半1時間はビートたけし所ジョージとあわせて、3人への質問を募集したり、アンケートを肴に笑いあったり。
子供向け番組に出なくなったためか、ビートたけし明石家さんまの幼児人気の低さが印象的だった。あと、北野武の独立話も少しあったが、ギャグにするだけ。


「妙なことがやめられない困った人々」は、猫毛を食べたりコーヒー浣腸をつづけたり馬になりきったりする男女が次々に登場。コーヒー浣腸の無意味さもちゃんと指摘。しかし猫毛をしつように食べつづけたり、馬の姿になるため全身スーツを着ているのは、どちらかというとセクシャルマイノリティに近いものを感じた。
「世界をダマしたインチキサッカー選手の笑える人生!」は、通称カルロス・カイザーの半生を紹介。サッカーは下手で試合でもまともに活躍しないが、ボロが出る前に3ヶ月でプロチームをわたりあるいて経歴だけを華々しく装う。故障のふりをして試合を休んだり、女性を同僚に紹介することで試合外の信頼を勝ちえたり。マフィアがひきいるバングーACに入った時は、子供のサクラを用意して応援させたり、野次に怒ったふりをして場外乱入して退場したりして、ごまかしきったというすごさ。芸術系の詐欺師が、ある種のエンターテイメントとして完成していることに通じていると感じた。