法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『魔法つかいプリキュア!』第8話 魔法のほうきでGO!ペガサス親子を救え!

今回の実習はペガサスとの記念撮影。自動筆記的な写真撮影は使えるものとして、たくみな飛行技術が求められる。
いまだに初心者用の箒をつかってるリコと、飛行初心者のみらいは、なんとか一頭のペガサスに接近するが……


はーちゃんが本筋にからむのは初めてといっていいくらいか。動物ネタでよくある、気難しい動物と距離を縮めるため動物の子供を媒介にする展開とつながってくるのだが、いざペガサスの親子と対面すると前面に出てくるのはモフルン。
やはりマスコットキャラの関係重複が気にかかるというか、『フレッシュプリキュア!』くらいキャラクターの違いがないと、活躍が交互になりがち。ひとつのキャラクターに整理できなかったのかな。
あと、ペガサスは既存の幻獣なのに、穴底で出会う他の幻獣がオリジナルなものばかりなのもアンバランス。人間界の知識にない幻獣がいてももちろんいいが、他にも既存の幻獣が何頭か混じっていてほしいもの。


キャラクター作画はよく整っていたし、エンドカードのリコはかわいかったし、キャラクターを見せるサービスはまずまず。
それに敵が初めて生物を怪物化したことで無機物しか怪物化してこなかった理由が判明したり、単体エピソードとしては良かったのだが。マホウ界の探訪記のようなストーリーだっただけに、設定の粗さも浮き彫りになった感があった。