5月3日ごろの話だが、浅羽祐樹教授*1が、いったんツイートをすべて消して、ツイログも削除していた。現在は告知用アカウントとして使っているらしい。
検索してみるとツイート削除を惜しむ意見も多い。
しかし4月に浅羽教授を疑問視するエントリを書いたところ*2、単独では判断材料にならないツイートしかしていないかのように浅羽教授本人が表明した。
浅羽祐樹教授はSYNODOS記事を疑問視されると「著作も論文も読まずにツイートだけで判断するとは」と反応するような人物 - 法華狼の日記
もちろんツイッターを重視しないのは自由だし、消すのも自由ではあるだろう。
しかし浅羽教授は、朝日新聞が過去報道を検証したことについて、検証の遅れを検証するべきと主張していた。上記エントリで指摘したとおり。
ならば朝日新聞は縮刷版を出さず、検証も謝罪もしなければ、浅羽教授と同じくらいの信頼性はえられただろうか。
……そのようなことを、浅羽教授のツイート*3に「エアリプ」していた白鳥潤一郎氏*4のツイートを見ていて思った。
従軍慰安婦報道における朝日新聞の間違いがあったとすれば、歴史がほりおこされた1990年初頭しか熱心な報道をおこなわなかったことだと思っている。
以降の朝日新聞は、どれほど見当違いな批判がされても、基本的に「無視」して「淡々」とした報道をまれにおこなっただけ。
ほとんど従軍慰安婦報道をおこなわなかった植村隆氏の現状を思えば、批判を無視することが炎上をさける正解だとは思えない。
*1:ツイッターアカウントは[twitter:@YukiAsaba]。
*2:従軍慰安婦問題についての浅羽祐樹教授の見解がよくわからない - 法華狼の日記
*3:現在は消されているが、「粘着性の高い人ですね。RT @hatenaidcall: YukiAsaba id:hokke-ookamiさんから言及がありました http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/2150404…」http://twitter.com/YukiAsaba/status/584383757127254016「こんなんばっか。まっとうに相手にする気にもなりません。悪しからず。（2時間ぶり2回目）」http://twitter.com/YukiAsaba/status/584384326785077250の2ツイートであったらしい。
