過去シリーズにおいて最前線で戦い続けたキャラクターが登場。
今作だけクロスやコスモの設定が全く異なる経緯から、過去シリーズで活躍したキャラクターが舞台から退いている理由まで、たたみかけるように説明する。
確かに、最も説明役としてふさわしそうなメインキャラクターの一人ではある。学園編でも設定説明はできただろうが、過去シリーズで戦ったメインキャラクターの口から語られることで、実感が増すことも確かだ。
戦闘では、前回よりゲスな白銀聖闘士が、前回より主人公達を苦しめた。基本的に根性で勝敗が決するのに、性格と強さが関連しないところが、実に「聖闘士星矢」らしい。
作画監督は高橋晃と西位輝実の連名*1。ロングショットでのラフなキャラクター作画と、エフェクト作画が全般的に良かった。
過去の青銅聖闘士と今の主人公がオーバーラップするカットで、ややOVA『聖闘士星矢』の肉体フォルムを思い出したら、実際に荒木プロのアニメーターにたのんでいたと演出担当の角胴博之ツイッターにあった。
*1:演出担当のツイートによると、ほぼ前後半で担当を別けているという。