法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『クレヨンしんちゃん』オラの車が吠える時!!だゾ/『SHIN-MEN』リバースごにょごにょ大作戦!前編

前半は門脇孝一一人原画。公園を舞台とした、いじめっ子とのラジコン対決という構図がシンプルで、オーソドックスなバトル展開として楽しみやすかった。ただ、しんのすけの傍若無人ぶりが格段に抑えられていて、後味は普通かな。


『SHIN-MEN』はまさかの前後編。コンテ演出も湯浅政明監督ではなくムトウユージ監督。末吉裕一郎一人原画でさすがの良作画だったが、過去回の童話にも似たシュールさや残酷さみたいなものは少なかった。
本編を見ると、変身ヒーローが互いに正体を知らず、独立して行動することが独特だったシリーズなのに、今回は同じ場所でヒーローが寝起きしている*1。各ヒーローの紹介回を終えたので、SHIN-MENの関係性も変わったと解釈するべきか。リーダー選出回であり、ヒーローの本拠地へ敵が潜入する回でもあり、ヒーローがひとまとめにいることで面白く展開できた面も確かにあるので、最後まで見て不満はない。
あと、「リバース」の馬鹿馬鹿しい嫌がらせもくだらなすぎて良かった。

*1:一応、カンの正体は隠したままと明示されてもいるが。