ここで、twitterで文脈を追うのは難しいと感じた出来事を紹介しておく。
上記の[twitter:@WAFL]氏のツイートは、はてなブックマークでマジレスされ*1、それ経由で知った私も「よく知らないが、TENGAは異性愛者でも同性愛者でも一人でも多数でも使用できることが売りのはずでは……」などと反射的に感じた*2。
しかし全体を見てみると、実は1分もたたない直後に下記のツイートが投下されていた。はてなブックマークが登録されたのがツイートの4分後なので、たぶん入れ違いだと思うが。
ネタの誤りを自己指摘するくらいなら、補足のツイートがあることを文面に盛り込むべきだったかもと思わないでもない。しかしWAFL氏のツイッターを見てみると明らかに言いっぱなしの風刺ツイートばかりで、今回のように補足している例は珍しいくらい。きちんと配慮していると考えるべきだろう。
ツイッターは前後との関連が失われた状態で評されやすい場所であり、しかもプロフィール欄などに注意書きをしていてもツイート単独では見ることができない。だから批判するなら、相応の手間が必要。もちろん手間をかけて批判すると「粘着」扱いされたりすることもあるが、それでも手間をかけるのだ。どれだけ手間をかけても読み間違えることはあるのだから。
*1:いくつかのコメントではネタであることは知りつつマジレスしている可能性もうかがえる。http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/WAFL/status/8582074747326465
*2:TENGAを使ったことはないが、ヘイトクライムを批判することで社会的責任を果たしつつ、関連商品が女性でも使用可能ということをアピールする素晴らしい広報を見かけたことがある。http://togetter.com/li/51209
