法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

「表現の不自由展」とカリスマアニメーター

一部で「カリスマ」の敬称で知られる井上俊之氏が、下記のようなツイートをしていた。

差別的な発想に基づく非難*1に対して、これくらいの批判がくわえられるのは、もちろん表現の自由である。
また、井上氏はid:Cinema2D氏による下記ツイートもリツイートしている。

こういうツイートをJAniCA理事という立場のアニメーターが発してくれただけでも、少し救われる。

【外付け特典あり】 井上俊之 「さよならの朝に約束の花をかざろう」原画集【上巻・中巻・下巻三冊セット】(オーディオコメンタリー動画視聴URL用紙封入)(タイムシート集1冊+井上俊之描き下ろしミニ色紙3枚付)

ひとつひとつ言及するのは避けるが、「表現の不自由展」についてのアニメ関係者の言及を見ていると、職人という側面が強いアニメーターと、物語を作るような脚本家や監督とで、少し温度差がある感じを受けている。
どちらかといえば井上氏は職人をきわめたアニメーターであるが、作画表現の研究をおこたらず情報も共有しようとしていることや、職人的な立場の育成や広報などに目配りしているのが違うのかな、とも思った。