演出は細田雅弘。ABパート続けて夢オチかよ！と突っ込もうかと思っていたら、デザート前のオバケが夢つながりというモチーフを言及。なるほど、意図的だったのか。
「おまえだ」ではレイコとアンコの10年後の姿を楽しめる上、異常に怪しい「たまたま」をついに作中人物が突っ込むという展開で、キャラクターアニメとして良かった。夢オチだったとはいえ、作中作方式でなく主要登場人物の10年後を描いたことにも、良い意味で先が見えなくて良かったな。怪談の展開自体はありきたりだが、変化がありえないと思われる主要登場人物を変化させることで意外性を生む。
「ひとりではおどれないの」は資料映像を参考にしたのかもしれないが、しっかり枚数を使ってバレエを作画していたことに感心した。しかし女子4人に混じって1人で嫌な怪談を話して受け入れられるシュウは凄すぎる。
相変わらずEDも絶品。いや今回は前回や前々回よりさらに予想できる絵なのだが、来るとわかっていても見てしまった。
