法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

ちくわ氏の責任転嫁、その他

http://www.tikuwa.com/index2.html*1

 ところで、11月2日のオレの上記コメントは、コメント提示板に投稿してくれた方へのレスコメントなのだが、そのすぐ下にも同様に、法華狼氏に対する疑問や要望、批判などが盛り込まれていたので、ここにその一部を抜粋する。

1.散々っぱら主観の違いを巡り、話が通じ合わない相手である事も理解出来ず、結果として意思疎通の出来ない相手をキチガイ扱いするようキチガイ(オレ)に何時までも拘泥して、一体何がしたいのか、その目的は?
2.ネット上におげる舌戦ないし舌禍において、個人VS個人で名誉毀損が成立した判例は果たしてあるのか? 仮にあればよし、ない場合は明らかに脅迫とも、それこそ名誉毀損とも取れるオレへの文章に関して、自分自身でどう思っているのか。
3.“明記してなければ云った事にはならない”云々のくだりで、他人にはその主張を強く押し付けたにも関わらず、オレが明らかに“明記していた警告ないし注意喚起文を無視した挙句、それを指摘すると逆ギレ”するなど、自分自身の言動において矛盾しているダブルスタンダードっぷりを、果たしてどう考えているのか。
 ってトコだけは、どうしても答えて欲しいんだけどね。


 ご覧いただければ解るように、法華狼氏とオレの舌戦中、もっともどうでもいい、しかも質問ですらない事にだけ反応している事実が伺える。

回答や反論されても「どうでもいい」と反応するようなことばかり書くから、文章がまとまらないのだと思うよ。引用しなかった「about」の件も3番目の問いと重複している。
1番目の問いは、単なる批判の拒絶としか思えない。ディベートと考えれば敗北宣言でしかない。
2番目の問いは、11月4日への回答と重なるので省略した。
3番目の問いは、少なくともダブルスタンダードではない。注釈文に対しては以前も言及したと思うが、責任は軽減されるものの批判を全て拒絶することはできない。しかも最初の回答で全て嘘などとは答えず、事実誤認指摘等を反論した時点で、後から注釈文を持ち出しても、ただの逃げとしか思えない。それとも今から過去の発言は全て嘘で、サイト制作者の真意ではないと明言するつもりだろうか。

 なるほど。曖昧な書き方をしていた自分のそれは、全く省みる事なく、明言してない読解は、全て相手の誤読と処理するのが、貴方の正しさか。
 それはそれで構わない。誤解したのがオレ自身であったのならば謝罪もしよう。

正確に引用すれば良かっただけ。少なくとも該当のエントリにおいて私は区別しており、「曖昧」な表現は使っていない。
以前にも「愚か者」という呼称をめぐって、懲戒請求者達と、懲戒請求の擁護者であるちくわ氏は区別していることを説明したのだが。

 文章とは文脈で構成されるモノである。
“喉渇いた。おい、ジュース、一口よこせ”と“喉が渇いたので、ジュースを一口頂けませんか?”では、口にした人間の要求する意図とモノが同じであっても、そのニュアンスも、意味も、そしてそれを受ける側の意思さえも変化させてしまう。
 足りない言葉も、曖昧な文章も、同じように相手に誤解を与えてしまうのだ。

その比喩は文脈ではなく台詞の語調が異なっている。文脈や曖昧さの比喩としては不適切。同じ台詞で、前後の態度や状況を変化させた比喩でなければ意味がないだろう。
下手な比喩は話をわかりにくくするだけだから、やめたほうがいい。

 これが、“後述するが、加害者と犯罪者を混同しているのは、ちくわ氏だけだ。”と同じくすると主張するのであれば、貴方の文筆能力は確実に欠陥品です。
“日常的に被疑者の対義語として用いられている言葉だから、無理に法律用語と取る必要はない。だから法華狼氏の間違いも、オレはあえて責めるつもりはない”と論じたのはオレですが、それを貴方は一蹴し、猿知恵を披露したばかりに自爆した事実に、どうか気付いて下さい。

過去に私が「犯罪者」を「加害者」と呼んでいる例を引用しても、何の反論にもならない。最初から法律用語とは限定せず、しかも当該発言では「一般的」と注釈しているのだから。
対して、ちくわ氏が「犯罪者」でなければ「加害者」と呼んではいけないと主張した問題は、「一般的」な場合であっても誤謬であることに変わりはない。
広い表現が許される一般的な会話において、呼称を用いていい範囲が広がる一方、呼称を用いてはならない例は少なくなることが理解できているだろうか。

 上記引用中、“これ”が指すのは、同氏がオレに向けて返した“マスゴミ”という言葉に関して。

ちくわ氏に対してマスゴミと呼んだわけではない。ちくわ氏が「マスゴミ」という呼称で報道を見ていることを指しており、だからこそカギカッコで引用したのだ。

――残る二つについてガン無視しているのは、一体どういう意図があっての事で?

以前に書いたエントリにリンクをはっている、それが答えだ。

 それを理解しないアホウの頬を張り、指をつねり、モグサを据えるのもまた、同時に道徳教育なのです。

それが道徳教育を口にしながら罵倒文句を使う理由であれば、まさしく「上から目線」な態度ではないだろうか。
少なくとも、事実誤認を指摘された当初から罵倒を返した釈明にはならないよね。

 目を通して貰えれば解ると思いますが、オレを“日本で義務教育を受けた成人とは感じられない”と評した事実に対し、自分の主観だけを押し付け、他人のそれを全く理解しない貴方を皮肉っただけです。

事実誤認の指摘に対し、罵倒で返し、「釣り」宣言までした態度に対して「日本で義務教育を受けた成人とは感じられない」と評したのだが、ちくわ氏の主観では理解して当然なのだろうか。

“日記を「批評」と自称したことは一度もなかったと思うのだが、該当箇所を示してほしい。(全体的に私ではなく藁人形が叩かれているように感じられる。より)”と、明示しなければ云った事にはならないと最初に主張したのは貴方自身です。

まず、一字一句正確にとまでは主張していない。
そして、裁判において「流布」だから「扇動」ではないという主張は成り立たなかった。ちくわ氏は「流布」に賛同した。よって、ちくわ氏に自覚はないが「扇動」へ賛同していると解釈せざるをえない。
さらにいえば、「流布」が加害行為と一審判決で認められた以上、ちくわ氏が被害者より加害者によほど近いという主張の根幹をゆるがすものではない。
また、普通なら古い主張を現在も同じとは考えないが、ちくわ氏自身が過去からの認識を示しているので指摘させてもらおう。懲戒請求扇動裁判に対し、以前ちくわ氏は「頑張れ橋下」と明言していた*2。まさに被害者たる弁護団より加害者たる橋下弁護士によほど近いことを宣言していたといえよう。

*1:成年向けイラストサイト注意。2008年11月6日の記述。

*2:2007年9月5日の記述。