様々なアニメメカ表現の先駆としての金田作画と、それぞれの領域で影響下にあると思われる後年のアニメメカ表現を並べて論じる氷川竜介氏の文章が載ったムック『SFアニメがおもしろい』*1を読んだりしていた。
ネットをざっくり見ていたら、けっこうその死に存在にふれていないアニメ感想サイトが多い。いつもアニメスタッフの存在にふれるようなサイトでさえ。
ゲーム業界へ転身し、流行のアニメで名前を見かけにくくなったためだろうか。
だけど、そういうサイトを見ることも、悲しみが癒えることに繋がるのだ。
金田を知らない人でも金田のアニメは見ている。
これからも金田から進化したアニメを見ることになる。
今はそれでいーのだ。
*1:あの唐沢俊一が『新世紀エヴァンゲリオン』を映像とハッタリの面で賞賛している文章が載っていたり、他の側面からも面白いムックだった。
